アメリカのトランプ大統領は関税こそが「アメリカの魂を守る」と述べ、政権として進める関税強化策を正当化しました。

 トランプ大統領は4日、連邦議会で施政方針演説に臨み、関税について数十年にわたって外国はアメリカに不公平な税を課してきたとし「次はアメリカの番だ」と訴えました。

 また、関税は雇用を創出するだけでなく「アメリカの魂を守り、国を再び豊かにする」と強調しました。

 ここ数週間で世界の大企業が相次いでアメリカへの巨額投資を決めたのは、関税を払わなくて済むからだなどと述べ、自らが推し進める関税政策に自信を示しました。