2024年4月に海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に衝突し、伊豆諸島沖に墜落した事故で、海底に沈んだ機体の引き揚げを行うための作業船が今月6日、横浜港を出発しました。

 海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機は夜の潜水艦探知訓練中に誤って衝突し、乗っていた隊員8人が死亡しました。

 2機の機体は水深約5500メートルの海底に沈んだままとなっています。

 機体の引き揚げは海上自衛隊がアメリカ軍に委託していて、作業を行う船が6日午後4時ごろ、横浜港を出発しました。

 事故現場の海域には来週中にも到着する予定です。