フランスのマクロン大統領が5日、ロシアをヨーロッパの脅威とし核抑止力の議論を訴えたことにロシアから激しい反発の声が上がっています。

 ロシアのラブロフ外相は6日、マクロン大統領が演説で「ヨーロッパの核の傘」の拡大について議論を呼び掛けたことについて「ロシアの脅威だ」などと批判しました。

 また、「ロシアがヨーロッパに対して戦争を準備しているという非難はナンセンスだ」などと主張しました。

 ロシア大統領府のペスコフ報道官も「フランスはウクライナでの戦争継続を望んでいる」などと演説内容に激しく反発しています。