山梨県警の男性警視(47)が部下3人に対し、パワーハラスメントにあたる言動を繰り返したとして懲戒処分になりました。

 山梨県警によりますと、県警本部に務める男性警視は2017年から去年にかけて部下3人に対し、それぞれ別の時期に仕事に必要な指示をせずに職場内で仲間はずれにしました。

 また、「辞めてしまえ」「お前より仕事ができない者は見たことない」などとパワーハラスメントにあたる言動を繰り返したということです。

 男性警視は県警の聞き取りに対して「適切な指導だと考えていた」「反省している」と話したということです。

 山梨県警は減給6カ月の懲戒処分とし、男性警視は今月7日付で依願退職しました。

 山梨県警は「警察職員が部下に対し、不適切な言動をしたことは誠に遺憾で、再発防止の徹底を図る」とコメントしています。