米の価格高騰が続くなか嬉しい取り組みです。宮城県利府町は子育て世帯を応援しようと未就学児1人につき米5キロを支給しました。

 この取り組みは利府町内の未就学児を対象としたもので、事前に申し込みをした710人に1人当たり米5キロが支給されました。

 予算には国の交付金およそ800万円を活用しました。

 町民(母親)「食費もかかる中で、特にお米が高くてもう買う場所をすごく探しているところだったので、すごくありがたいです。(子どもが)たくさん食べるので、もういっぱい食べてほしいです」

 利府町は子育てに優しい町として「ベビーファースト宣言」をしていて、米の現物支給は宮城県内の自治体では初めてだということです。

 利府町・桜井やえ子副町長「米の値段が急上昇ということで、子どもたちを育てている家庭にとっては経済支援が必要なので、お腹いっぱい子どもたちがご飯が食べられるように、この事業を進めさせてもらった」