イギリス・ロンドンの「空の玄関」、ヒースロー空港が近くの変電所火災による停電で、現地時間21日に終日閉鎖されることになりました。警察はテロの可能性も排除せず原因を調べています。

大阪からの卒業旅行 大学4年生(22) 「ヒースロー(空港)が全面的に閉鎖して、閉鎖して欠航して日本に帰れない状況です」 「(Q.いつの便で帰る予定だった?)きょう(21日)午前11時発の便で帰る予定でした」 「(Q.今の心境は?)絶望しています。怖くて仕方ないです」 「(Q.航空会社からの連絡は?)メールは届いたが、あまり英語は読めないので、どうしたらよいかなと」 「(Q.今後の心配事は?)会社の寮に入寮する予定だったので、間に合うか不安」 「(Q.なぜロンドンに?)卒業旅行です」

 ロンドン西部にある変電所で20日夜、火災が発生しました。

 この変電所から電力の供給を受けるヒースロー空港では大規模な停電が発生し、21日いっぱい閉鎖となりました。

 着陸できなかった航空便は、周辺国の空港に行き先を変更したり出発地に引き返していて、1300便以上に影響が出るとみられています。

 ロンドン警視庁はテロ対策部門が捜査を主導し、出火原因の究明を急いでいます。

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