岩手県大船渡市で発生した山火事を受けて、東北の百貨店4社が合同で集めた義援金が8日に大船渡市に贈られました。
2月26日に大船渡市で発生した山火事では、平成以降で国内最大規模となる山林約2900ヘクタールが焼失し1人が死亡、住宅86軒を含む221軒の建物が被害を受けました。
8日、藤崎と仙台三越の代表者4人が大船渡市役所を訪れました。3月1日から31日までの期間に藤崎と仙台三越、それに岩手県の川徳と福島県のうすい百貨店の4社が合同で実施した募金活動で集まった約170万円の目録を、渕上清市長に手渡しました。
渕上清大船渡市長「皆様方からのお心1つ1つを無駄にすることなく、しっかりと再生してまた元気な大船渡に戻っていきたいと思います」
贈られた義援金は、被災者の生活支援や住宅の再建に役立てられるということです。