生命保険大手の第一生命は、熱中症による治療費用や入院費用を保障する保険を提供すると発表しました。
第一生命とその子会社が提供する熱中症保険は、JR東日本と連携したサービスです。
4月24日から5月末の間に、一定の条件を満たすモバイルSuica定期券を購入することが加入の条件となります。
JR東日本が負担するため定期券の購入者は保険料を支払う必要がなく、先着1万人が無料で加入できるということです。
保険期間は7月1日から9月末までで、熱中症で点滴注射を受けた際は1万円、入院した際は3万円の給付金が支払われます。
今回は定期券に付帯したサービスですが、記録的な暑さで熱中症による救急搬送者が増えるなか、第一生命は今後、独立した保険として販売することも検討しています。
大手生命保険では、住友生命の子会社が2022年からキャッシュレス決済PayPay専用の商品として熱中症保険を販売していて、年々加入者が増加しています。