仙台の初夏を彩る仙台・青葉まつりについて、主催する団体は規模を縮小して3年ぶりに開催することを決めました。

 仙台・青葉まつり協賛会は16日に役員会を開き、感染対策をとったうえで5月14日と15日にまつりの開催を決めました。

 感染対策としてすずめ踊りの会場を縮小し、踊り手を1団体30人程度と減らすほか、参加する人が2回以上ワクチンを接種していること、もしくは直前の検査で陰性であることを確認するということです。

 山鉾の巡行も参加人数を減らし、規模を縮小して行う予定です。

 緊急事態宣言が出た場合は、まつり自体の延期や中止を検討するということです。

 仙台・青葉まつりは2年連続で中止となっていて、2022年に開催されれば3年ぶりとなります。

 協賛会では「伝統の継承が途絶える状況にある。2022年こそ祭りを開催したい」と話していました。