教員の逮捕や小学校でのいじめ事案などが続いていることから、仙台市の郡市長は各学校の校長に信頼回復に努めるよう求めました。

 郡市長「学校に対する信頼を大きく揺るがす事案が頻発しております。仙台市の学校教育そのものに対して、市民の皆様から厳しい目が向けられているということを認識していただきたい」

 郡市長はオンラインで開かれた校長会に急きょ出席し、冒頭でこのように話しました。 仙台市立の学校では3月、脅迫やストーカー規制法違反などの疑いで教員の逮捕が3件相次いだほか、青葉区の小学校では不登校になっている児童について、いじめ重大事案として調査委員会が設置されました。

 郡市長は小中学校などの校長約190人に向けて、学校で起こる問題について早めの対応や情報の共有を進め信頼回復に努めるよう求めました。