丸森町の阿武隈川では4日、新緑の中、観光客がゆったりと舟下りを楽しみました。
阿武隈川では昭和初期まで船で米や木材などを運んでいて、その名残りを今に伝えるのが阿武隈ライン舟下りです。阿武隈ライン舟下りの「周遊コース」では往復で約11キロ、約70分で阿武隈川が作った景観を楽しむことができます。
ゴールデンウイーク前半は天気が悪かったため予約は極めて少ない状態でしたが、晴れて気温が上がった4日は利用客の姿が戻りました。利用客は舟運の歴史が盛り込まれた丸森音頭に耳を傾けながら岸辺の新緑や菜の花を眺めていました。
乗船客「両側に菜の花が咲いていたり、阿武隈急行が通っているのを見られて、今しか見えないものが見られてすごく良かったなと思いました」
乗船客「ゆったりした時間だったり楽しいお話が聞けたりで充実した時間だったなって思います」