せんだいメディアテークでは、6日から伊達政宗公ゆかりの品の展示会が開かれています。
会場には、仙台市博物館が所蔵している政宗公の黒漆五枚胴具足と呼ばれる甲冑や、金で出来たブローチのレプリカなど約80点が展示されています。
金でできたブローチはヨーロッパ製とみられていて、海外との交易を積極的に行っていたことを示す品の一つです。
政宗公愛用の品は、瑞鳳殿に遺体とともに埋葬されていて、発掘調査では金のブローチの他にも雄勝石の硯や、当時珍しかった鉛筆などが出土しています。
会場には、これらのレプリカも展示されています。
また、伊達家の家紋の切り絵を体験できるコーナーなども用意されていて、仙台市博物館の担当者は「親子で楽しみながら学んでもらえれば」と話していました。