宮城県の大河原商業と柴田農林が再編統合され、2023年4月に新設校となります。

校名は大河原産業になる予定です。

 2校の再編統合は、少子化に伴う県立高校将来構想に基づくもので、大河原商業高校と柴田農林高校を再編統合して仮称・大河原産業高校が来年度に開設されます。

 1学年の定員は6学級240人で、2校の合計320人より80人少なくなります。

 内訳は総合ビジネス科が3学級、農業科学科が2学級で、企画デザイン科を1学級設けます。

 県内で初めての商業に関わるデザインを学ぶ学科です。

 県教育庁高校教育課遠藤秀樹課長「例えば商品パッケージとか、そういうもののデザインから入りまして、地域全体をデザインしていこうという、そういうことを学んでいく」 大河原商業高校と柴田農林高校は、現在の1年生が卒業する2024年度末で閉校となります。

 このほか、松島高校では2023年度から普通科を1学級減らして2学級にします。

 定員割れとなっている蔵王高校と一迫商業高校は、募集の停止も視野に検討する方針です。