高齢化による患者の増加や医師の働き方改革といった地域医療の課題について検討する、仙台市の有識者会議の初会合が開かれました。
有識者会議は、仙台市医師会の安藤健二郎会長など医療や介護の専門家7人で構成されていて、19日夜に初会合が開かれました。 仙台市では、65歳以上の人口が2050年ごろまで増加が続く見通しで、医療や介護の需要も増加傾向が見込まれています。
また、医師の時間外・休日労働が2024年4月から年間960時間が上限になるため、働き方改革に加え救急対応との両立も課題となっています。
仙台市医師会安藤健二郎会長「非常に幅広い意見が出て、問題がたくさんあるなと痛感したところです」
有識者会議では、県が示している4病院再編案についても検討し、県への提言をまとめる予定です。