宮城県が5月10日に公表した新たな津波の浸水想定について19日夜、県内で初めて岩沼市で住民説明会が開催されました。

 説明会には、住民約100人が参加しました。

 県の担当者が、岩沼市では最悪の条件が重なった場合、最大で11.2メートルの高さの津波が襲来することや、震災の時には津波が到達しなかった岩沼市役所も浸水域に入ることなどを説明しました。

 これに対し住民からは、不安の声も聞かれました。

 岩沼市民「岩沼市、よく見ると11メートルと。印象に残るのはそこの部分なんですね」

 岩沼市では、2022年度中に新たなハザードマップを作成するなど、対策を講じることにしています。