宮城県で16日、新たに265人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市174人、名取市17人、石巻市12人、柴田町9人、多賀城市7人、登米市・利府町各6人、岩沼市・大郷町各5人、塩釜市・大和町各4人、白石市・角田市・栗原市・富谷市・亘理町・川崎町各2人、東松島市・大崎市・気仙沼市・丸森町各1人です。

 年代別では10歳未満52人、1059人、2038人、3051人、4040人、509人、60代・70代各6人、803人、901人です。

 宮城県の木曜日の感染者は、47676人、14595人、21527人、28444人、55210人、12475人、19513人、26388人、62248人、9270人、16265人と推移、2週ぶりに減少しました。

 また、仙台市は6月下旬、新型コロナに感染した市民の検体を詳しく調べた結果、アメリカを中心に感染が拡大しているオミクロン株のBA.2.12.1という系統に感染していたことが確認されたと発表しました。

 この系統のウイルスは感染力が強く、従来のBA.2の1.25倍とされています。

 国内ではこれまでに東京、大阪、山口、山梨で確認されていて、宮城県内での確認は初めてだということです。

 宮城県のまとめによりますと、9日午後1時時点で療養者は2,170人で、内訳は入院51人、宿泊療養364人、自宅療養1,346人、入院・療養先の準備中・調整中409人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で7.0%(37527床)、重症病床0.0%(055床)、仙台医療圏に限ると8.1%(28346床)、重症病床は0.0%(040床)です。

 宮城県が発表している14日現在のPCR検査等の実施状況は、11918件(陽性231)、12582件(陽性109)、131,947件(陽性286)です。コールセンターへの相談件数は、11284件、12293件、13356件となっています。