来日して間もない留学生を対象にした交通安全教室が開かれました。日本の交通ルールと自転車の正しい乗り方を学んでもらうのが目的です。

 交通安全教室は仙台中央警察署が開いたもので、青葉区の日本語学校に通うネパールやベトナムなどからの留学生約100人が参加しました。

 留学生たちは日本の交通ルールを教わると、自転車の前にモニターがついたシミュレーターを使って、見通しが悪い十字路での運転や夜間の運転などを模擬体験しました。

 宮城県警によりますと、県内で2021年自転車を運転中の事故でけがをした外国人は13人で、このうち3人は学生でした。

 自転車通学のベトナム出身ファンバンタインさん「勉強になったので、これからマナーを守って生活していきたいです」

 仙台中央警察署花田啓太交通課長1「軽い気持ちで自転車を利用しているという部分もあると思います。自転車は車の仲間というのを再認識していただいて、交通ルールを守って運転していただければ」