下水に含まれるウイルス量からコロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週の仙台市で過去最多を更新する結果が示されました。
東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、仙台市内の下水から検出される新型コロナウイルスの濃度や過去の感染状況を分析して、感染者数を予測しています。 先週は9071人の予測に対して、実際の感染者数は1万1616人と過去最多となりました。
今週は先週を更に上回る1万2692人と、過去最多を更新すると予測されています。 佐野教授は、前の週に比べ下水中のウイルス量の増え方が緩やかになっているため「ピークに近づいている可能性がある」としています。