自宅に遺体を放置していたとして、宮城県気仙沼市の62歳の男が逮捕されました。遺体は母親と見られています。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、気仙沼市本吉町前浜の無職、菊地稔容疑者(62)です。
今年1月ごろから8月12日までの間、自宅に遺体を放置した疑いが持たれています。
12日に訪ねてきた親族が1階の寝室で遺体を発見し、警察に通報しました。
警察の調べに対し菊地容疑者は容疑を認めていて、遺体は1月に死んだ母親で「亡くなった事実を受け止められなかった。死んでも誰にも言うなと母に言われた」と供述しているということです。
菊地容疑者は90代の母親と2人で暮らしていて、警察では遺体は母親と見て、身元の確認と死因の特定を進めています。