宮城県大崎市は、3年前の台風19号などを教訓に、田んぼダムの整備など水害に強いまちづくりを目指すための対策をまとめました。

 2019年の台風19号で大きな被害を受けた大崎市では、翌年から専門家のアドバイスを受けながら水害対策を検討してきました。

 伊藤康志市長や専門家らが出席して27日に開かれた会議では、田んぼダムや遊水池を整備して吉田川の決壊のリスクを下げることや、氾濫の危険のある地域を盛り土や道路のかさ上げで分割し、ブロックごとに排水することといった対策を盛り込んだ報告書がまとめられました。

 伊藤康志大崎市長「今後は地域の方々と一緒に、実践に向けての共同作業を進めていく」