宮城県で4日、新たに1103人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
感染が確認されたのは、仙台市発表分が710人、宮城県発表分が393人です。
4日の感染者のうち、抗原検査キットや無症状者向けの無料PCR検査で陽性となり、陽性者サポートセンターに登録した人は272人です。
年代別は、10歳未満が149人、10代241人、20代144人、30代163人、40代192人、50代103人、60代51人、70代35人、80代15人、90歳以上10人です。
宮城県の金曜日の感染者は、10月7日544人、14日771人、21日663人、28日907人、11月4日1103人と推移しています。
仙台市の高齢者施設で7人が感染し、クラスターが発生しました。
仙台市以外で80代男性患者が亡くなり、宮城県で亡くなった人は427人となりました。
全数把握の見直しに伴い、市町村別の感染者数は重症化リスクが高いとして保健所に発生届が出された分だけが公表されています。
大崎市22人、多賀城市18人、石巻市14人、白石市10人、岩沼市・栗原市・柴田町各3人、東松島市・登米市・松島町・利府町・大衡村各2人、気仙沼市・塩釜市・涌谷町・山元町・加美町・南三陸町・大河原町・大和町・色麻町各1人です。仙台市は発表していません。
宮城県によりますと、確保病床の使用率は県全体で26.0%(157/605床)、重症病床は10.9%(6/55床)、仙台医療圏に限ると28.3%(113/399床)、重症病床は12.5%(5/40床)です。
9日現在のPCR検査等の実施状況は、10月31日2932件(陽性1570)、11月1日2154件(陽性1978)、2日599件(陽性0)、コールセンターへの相談件数は、10月31日717件、11月1日693件、2日879件となっています。