7月、仙台市太白区で男が女子中学生2人を刃物で切り付け大けがをさせた事件で、仙台地検は男を殺人未遂などの罪で起訴しました。
起訴されたのは太白区大塒町の無職、尾張裕之被告(44)です。
起訴状などによりますと尾張被告は7月7日、太白区の自宅近くの路上で登校中の女子中学生2人を包丁で切り付け殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われています。
尾張被告は逮捕後の警察の調べに対し、事件について「覚えていない」と供述し容疑を否認していました。
仙台地検は、尾張被告の刑事責任能力を調べるため、8月から3か月間鑑定留置を行っていましたが、鑑定の結果、刑事責任に問えると判断したとみられます。