今シーズン、宮城県気仙沼港のサンマの水揚げ量は全国で3位となったものの、前のシーズンに続き記録的な不漁となったことが分かりました。
サンマ漁業者などでつくる組合によりますと、11月末現在の気仙沼港のサンマの水揚げ量は全国3位となりましたが、水揚げ量は2262トンと記録的な不漁だった前のシーズンの同じ時期とほぼ同じ水準となりました。
今シーズンも、サンマの群れが三陸沖などに形成されなかったことが影響したということです。
気仙沼漁協臼井靖参事「漁が始まる前の予報では前年を上回るのではないかということだったが、終わってみれば前年同様不漁の残念な結果になった」
サンマの記録的不漁は全国的なもので、全国の11月末現在の水揚げ量も1万7869トンと、過去最低だった前のシーズンを30トン下回りました。