連合宮城は24日夜、春闘に向けた討論集会を仙台市青葉区で開き、連合本部と足並みをそろえ、5%程度の賃上げを求めていく方針を示しました。

 24日夜の集会には、労働組合の幹部ら約70人が出席しました。

 連合宮城大黒雅弘会長「2023年の春闘はすごく注目されている。連合(本部)が今、春闘で掲げる賃上げの目標は5%であります。ベースアップは3%。退職金や賞与に大きく影響しますので、ここをしっかり取っていくことが重要ではないか」

 連合宮城の大黒雅弘会長はこのように述べ、物価が急上昇する中で賃上げを求めていく意義を強調しました。連合宮城は、春闘で本部と同じ5%程度の賃上げを求めていく方針です。

 要求方針は2月下旬の地方委員会で正式に決め、その後、3年ぶりとなる野外での決起集会を仙台市青葉区の勾当台公園で開く予定です。

 労使交渉は、3月中旬に見込まれる大企業の集中回答日を見据え、宮城県でも本格化していきます。