3月11日で震災から12年になるのを前に、宮城県石巻市では、震災遺構大川小学校で行われる追悼行事の準備が始まっています。
震災遺構大川小学校では、犠牲になった児童の遺族や住民らが中心となって、3月11日の夕方に竹あかりを灯す追悼行事が、前年に引き続いて今年も行われる予定です。
29日は10人ほどが参加し、大川小学校の近くの林から、竹あかりの材料となる大きな竹を60本ほど切り出す作業が行われました。
【津波で三男を亡くした佐藤和隆さん】「また災害がやってくる。それに備えるためにも、この東日本大震災を風化させてはいけないという思いで、1人でも多くの人に関わってもらえたらなと思ってます」
竹あかり作りは今後、毎週日曜日に行われる予定です。