ゴールデンウィークまであと2日。外国人が今大注目、日本人があまり知らない「穴場スポット」です。
■GW直前“穴場スポット”
フランスから来た人 「絶対見るべきものだわ」
アメリカ人から来た人 「日本人もみんな来るべきだと思うよ。とても美しいしね」
外国人が絶賛する場所に行ってみると、多くの外国人観光客の姿が。しかも有名観光地やテーマパークではありません。
日本人 「えっ!?聞いたことがない。初めて」
その行列の先を取材すると、近場で楽しめる東京の魅力を再発見できました。
■外国人が大注目!“穴場”
外国人に人気の穴場スポット。1つ目は、東京・文京区の根津にありました。多くの外国人観光客が並ぶその先にあるのは、荘厳な門。そして…。根津神社の境内で見頃を迎えたつつじがお出迎え。今は、つつじまつりの真っ最中です。
鮮やかなピンクの花をあちらでパシャリ、こちらでパシャリ。外国人観光客が写真に収めています。
インドから来た人 「すべての花がきちんと手入れされている。インド東部にこんな場所はないよ」
アメリカから来た人 「東京で一番キレイなガーデンって聞いたけど本当だったわ。私がこれまで目にしたなかで最も美しいものの1つです」
根津神社によると、参拝客の半分が外国人だといいます。どうやらSNSで火が付いて「映え」を求めて訪れているようです。
続いて、外国人に人気のスイーツをご紹介。それは浅草にありました。
浅草といえば、雷門。24日も多くの外国人が訪れていましたが、雷門から数十秒歩くと見えてきました。行列ができています。
そのなかには外国人の姿も。行列の先にあったのは、大正時代に創業した老舗の和菓子店でした。
様々なジャパニーズスイーツが並ぶなか、外国人観光客一番人気はどら焼きです。多い日には3000個が売れるどら焼き。購入する人の3割以上が外国人だといいます。
香港から来た人 「とても甘かった。香港には似たスイーツはありません」
シンガポールから来た人 「もうパンケーキが食べられないわ」
外国人に人気急上昇中のどら焼きが原宿で進化していました。
店の外にまで並ぶ外国人観光客。ここは、どら焼きの専門店です。
ニュージーランドから来た人 「これはハンバーガー?カワイイ!」
ハンバーガーと見間違える進化したどら焼きがこちら。定番のあんこだけではなく、イチゴやカスタードを挟んだ新しいスタイルです。
美食の国、イタリアからきた家族もご満悦です。
イタリアから来た人 「オイシーイ!」
ニュージーランドから来た人 「ドヤラキ」
YURINAN 中野佑実店長 「原宿竹下通りでは珍しい和のテイストを気軽に楽しめるというのが人気の理由だと思います」
続いて“外国人の行列”を発見したのは新宿。その場所は、東京の行政を司る都庁でした。なぜ多くの外国人が訪れているのでしょうか。
取材をすると、早速…。エレベーターの前に並ぶ外国人の姿が。乗客がほとんど外国人のエレベーターの目的地は、45階の展望室でした。
高さ202メートルから東京の街を一望できるスポットは外国人観光客であふれていました。
オーストラリアから来た人 「最も魅力的なところは景色。この高さから360度の東京を見ることができます」 「シドニーにも360度の天空のような景色を見ることができる場所はあるけど、お金は必要です」 「ただのものなど何もないです。でもここは無料です」
そうなんです。展望室の入場は無料。予約も必要ありません。
都庁にはさらにもう1つ無料で楽しめて外国人に人気のポイントがあるんです。
夜になり、都庁前広場に続々と集まる観光客。
世界中から来た観光客が熱視線を送るなか、始まったのが都庁の壁一面を使った「プロジェクションマッピング」です。
ギネス世界記録にも認定されているダイナミックな演出に…。
オランダから来た人 「すてきなカラーで建物の構造を活用していて素晴らしかったです」
デンマークから来た人 「見ていて本当に楽しかったし どうやったらこんなことができるんだろう。光はどこから来ているのかなって話していたわ」 「本当に素晴らしい経験だった。僕はパックマンの大ファンなんだ。だからそこがとても好きだったよ」
今の時期は午後7時から9時半まで30分おきに上映。もちろん無料で楽しめます。
デンマークから来た人 「Thank you for TOKYO」
意外と知らない東京の魅力、ゴールデンウイークに体験してみるのもいいかもしれせん。