角田市の農場で死んだアヒルから高病原性の鳥インフルエンザが検出されました。

 県は、この農場のアヒル約1万2000羽の殺処分を始めました。

 県によりますと27日午前8時半ごろ、角田市の農場で家畜のアヒル約100羽が死んでいるのが見つかり遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスH5亜型が検出されました。

 これを受け県は28日午前10時からこの農場のアヒル約1万2000羽の殺処分を始めました。

 殺処分は29日まで行われる予定で、消毒や埋却など一連の防疫措置は31日までに完了させる予定です。

 県によりますと、この農場の半径10キロ圏内には13の養鶏場があり、あわせて約25万羽のニワトリが飼育されていますが、今のところ異常は確認されていないというこです。