宮城県で2日、火事が相次ぎました。大衡村では稲わらが入っている倉庫から出火し、倉庫2棟と車4台が焼ける火事がありました。

 警察と消防によりますと2日午前7時20分ごろ、大衡村奥田にある酪農と除雪の仕事をしている仙北工団除雪ステーションケンブリッジファームの倉庫から火が出ているのを通行人が見つけ、警察に通報しました。

 この火事で倉庫など2棟とその中に保管している軽トラックや除雪車など計4台、圧縮してロール状にした稲わら約1000ロールが焼けたということです。けがをした人はいませんでした。

 消防がポンプ車など10台を出して消火に当たり、午前11時過ぎに鎮圧状態となりましたが、稲わらの火を完全に消し止めるのに時間がかかっているということです。

 出火当時、倉庫内に人はおらず火の気もなかったことから、警察が詳しい出火原因を調べています。

 午前11時半ごろには、仙台市若林区若林の会社から「白い煙が出ている」と通行人から119番通報がありました。

 消防がポンプ車など14台を出して消火に当たり約30分後に消し止められました。

 警察によりますと、会社の敷地内に置いてあった機械が焼けたということです。けが人はいません。

 現場はアパートなどが立ち並ぶ住宅街ですが、延焼などもありませんでした。