楽天イーグルスの沖縄キャンプです。開幕ローテーション入りを争う瀧中が、必死の覚悟でキャンプに臨んでいます。

 2021年に10勝を挙げ、先発ローテーションの一角として期待された瀧中。前のシーズンは2勝9敗と大きく負け越してしまいました。

 そこで、キャンプで取り組んでいるのが投球フォームの改良です。

 瀧中瞭太投手「失うものは無いですし、だめならだめで心中するくらいの覚悟を持ってやるしかない」

 右腕を後ろに引くテイクバックを小さくすることでバッターに球速を速く見せたり、タイミングを取りづらしたりするのが狙いです」

 7日までチームで唯一、毎日ブルペンに入り新フォーム習得に向け汗を流しました。

 瀧中瞭太投手「変えてこなかった部分を変えた。無意識で投げていた部分を意識して変えている。そこを意識すると遅れたり早くなったりするので難しい」

 8日から始まった実戦に近いシートバッティング。バッターをストレートで詰まらせるなど、新フォームに手応えを感じています。 瀧中瞭太投手「(ストライク)ゾーン内に今までやってきたことを出して投げられればいいと思った。次は精度を上げていきたい」