仙台市青葉区の西公園にあるこけし塔が、4月から始まる全国都市緑化仙台フェアの開催に合わせて40年ぶりにお色直しされます。
青葉区の西公園にあるこけし塔です。高さは7.4メートル、直径は最大で2.2メートル、重さは約8トンの金属製です。
西公園は4月26日から始まる全国都市緑化仙台フェアのメイン会場の一つで、仙台市では各地から訪れた人に宮城県の伝統工芸をPRしようと塗り直しを決めました。
15日午前9時半ごろから表面の汚れを洗い流す作業が行われました。
こけし塔は、伝統工芸や観光振興のシンボルとして1961年に仙台商工会議所が中心となって設置しました。
公園を訪れる市民らに親しまれてきましたが、塗装が色褪せさびが目立つ状態で塗り直しは40年ぶりです。
市民「楽しみですね。なんかくすんでね、もう少しきれいな色ならいいな、って思って通りましたけど」
こけし塔の塗り直しは、設置された当時の配色を参考に進められ、仙台市では3月中に全ての作業を完了させたいとしています。