香港に輸出している宮城県山元町のサツマイモについて、これまでの東京港経由ではなく仙台港から詰め替え無しで香港へ輸送する試験輸出が行われることになりました。

 山元町の農場のサツマイモは、2021年から毎週3トンから5トン香港に輸出されています。

 これまでサツマイモはトラックで関東に送り、コンテナに詰め替えて東京港から輸出されていましたが、詰め替えの際の温度変化などで品質に影響が出ていました。

 このため、温度管理が可能なコンテナで仙台港から詰め替え無しで香港に送る試験輸出が行われることになりました。

 輸出をしている商社では、今回の試験輸出の結果を見て今後の輸送方法を決めることにしています。