「全日本こけしコンクール」が宮城県白石市で始まり、全国から多くのこけしファンが集まりました。

 会場にはお目当てのこけしを手に入れようと、オープンの前からおよそ200人が列を作りました。

 この大会は、毎年ゴールデンウイークに合わせて開かれていて、今年は国内外186人の職人が786点を出品しました。

 審査の結果、最高賞の内閣総理大臣賞には山形県米沢市の田中恵治さんの作品が選ばれました。

 会場には入賞した65点のほか、すべての応募作品が展示されていて、訪れた人はお気に入りのこけしを買い求めていました。

 全日本こけしコンクールは5日まで、白石市のホワイトキューブで開かれています。