コロナ禍で落ち込んだ海外旅行を促進するため、パスポートの取得や更新にかかる費用の一部を助成する取り組みが始まりました。

 仙台空港と韓国・ソウルを結ぶアシアナ航空の国際定期便は4月、3年2カ月ぶりに運航を再開しました。

 日本旅行業協会東北支部では、パスポートを新規で取得、または更新してソウル便を利用する人を対象に旅行代金から1人当たり最大で5000円を割り引くキャンペーンを始めました。

 対象期間は12月20日までで、助成額の総額が100万円に達した時点で終了します。

 日本旅行業協会では、全国に比べて低い東北のパスポート取得率を上げて国際線の利用促進につなげたいとしています。