犯罪のない街づくりを進めるため、宮城県と宮城県警は、アサヒ飲料と協定を結びました。カメラの付いた自動販売機の設置を進め、防犯に役立てます。

 県庁で協定締結式が開かれました。県が飲料メーカーと防犯に関する協定を結ぶのは初めてです。

 協定に基づき、アサヒ飲料は防犯カメラ付きの自動販売機の設置を進めます。

 全国で50台が設置されていて、宮城県でも年度内に約10台の設置を目指すということです。

 また、宮城県で20台が稼働する自動販売機へ商品を補充する車にステッカーを貼り、事件や事故があった場合には車に搭載するドライブレコーダーの映像を県警に提供します。

 アサヒ飲料東北支社福谷愼太東北支社長「防犯防止、解決に非常に防犯カメラというのは貢献できると聞いておりますので、そこに本当に少しでも貢献できれば」

 アサヒ飲料によりますと、同じような協定を全国6つの県で結んでいますが、東北では初めてということです。