6月1日から、東北電力が家庭向け規制料金を値上げします。燃料費が下がったため想定より若干値上げ幅は小さくなりますが、一層の節電を強いられることになりそうです。

 東北電力は、家庭向け規制料金について平均25.47%の値上げを国に申請し、19日に認められました。

 火力発電の燃料費が落ち着いてきたため、値上げ幅は縮小されますが大幅な値上げに変わりありません。

 標準的な家庭のひと月当たりの料金は、5月は月額8032円ですが、6月からは1万142円となり2110円の値上げです。

 ただし、急激な値上がりを防ぐための国の補助金や火力発電の燃料費が下がっていることなどにより、実際に6月に支払う額は7833円で、5月の6212円に比べ1621円高くなります。