6月1日から東北電力が家庭向け規制料金を値上げします。仙台市のホームセンターには節電グッズが並び、早速買い求める客の姿が見られました。

 東北電力は、家庭向けの規制料金について平均25.47%の値上げを国に申請し、5月19日に認められました。

 標準的な家庭のひと月当たりの料金は、5月は8032円ですが、6月からは1万142円となり、2110円の値上げです。

 宮城野区にあるこちらのホームセンターでは、節電グッズコーナーを設けています。

 ダイシン幸町店飯野昌彦店長「本日から電気料金が値上げになるということに合わせて、節電につながるような商品を展開しております」

 窓枠に張ることで室温を約4℃下げる効果がある透明断熱パネルなど、約30点の商品を取り扱っています。

 夏に向けて節電グッズなどを求める客がみられました。

 「電気代高いからね。エアコンつけられないでしょ。どうしようかと思って見に来たの」

 6月1日から電気料金が値上げになりますが、節電グッズを買い求める人はまだ少ないと話します。

 ダイシン幸町店飯野昌彦店長「今のところは目立った反応はありませんけれども、値上げが月末に請求がくると思いますので、それを見てからの反応というのが考えられるのかなと思ってます」

 こちらの店舗では例年、梅雨明けから節電グッズが売れ欠品が続く場合もあるため、早めの節電対策を呼びかけています。

 ダイシン幸町店飯野昌彦店長「どのような反響があるかはちょっと予測がつきませんけど、早めの準備をしてただいた方がよろしいかと思ってます」