宮城県は9日、今シーズン2回目の水稲生育調査を行いました。稲の生育はやや遅れているということです。
調査は宮城県35カ所の水田で行われ、このうち大崎市古川のササニシキの水田でも草丈や葉の数などを調べました。
調査の結果、草丈が24.9センチ、葉の数が6.4枚、1平方メートル当たりの茎の数が171.4本と過去5年間のこの水田の平均をいずれも下回りました。
稲の生育は、2日から3日遅れているということです。
大崎農業改良普及センター早坂浩志技術次長「こちらのササニシキは平年と比較して生育はやや遅れ気味ですが、特段問題になるレベルではございません」
県では引き続き生育を促進するため3センチほどの浅水管理と、いもち病の発生の原因となる植え残した苗を水田に残さないよう呼び掛けています。