宮城県塩釜市の小学校で、税金の大切さについて学ぶ特別授業が行われ6年生の児童が1億円の重さを身をもって体験しました。
塩釜税務署が塩釜市立玉川小学校で開いた租税教室には、6年生49人が参加しました。
塩釜税務署佐島育子広報官「100円のパンを買ってお家に持って帰って来て食べようと思ったら、お店に払ったのは108円。あれ、8円これなんだろう」
教室では消費税の仕組みを手始めに、児童たちは国や県、市町村で集められている税金は約50種類あることを学びました。
小学生18人が6年間学ぶためには、学校の備品や教科書など約1億円の税金が使われることを紹介したほか、児童たちが約10キロになる1万円札1万枚分と同じ重さのレプリカを持ち上げ、税金の重さを体感していました。
児童「学校によく税金が使われていると思いました。税金を大切に使っていきたいと思いました」「道路を直したり、信号に使われていて(税金が)無くなったら大変だなと思いました」
この特別授業は毎年塩釜市の小学校で行われていて、2024年度からはタブレット端末を使いクイズに答えながら税金の使われ方について学びました。