16日の宮城県内は厳しい暑さとなり、仙台や名取など5か所で今シーズン初めて、気温が35度を超す猛暑日となりました。

 16日の県内は高気圧が張り出して日差しが強まり、朝からぐんぐんと気温が上がりました。

 最高気温は仙台と名取で35.4度、蔵王で35.3度など、5か所で猛暑日となりました。

 県内で猛暑日を観測するのは今シーズン初めてです。

 この暑さで県内ではこれまでに29人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

 厳しい暑さは17日も続く見込みで、引き続き熱中症に警戒が必要です。

 この暑さの中、オープン初日の15日は悪天候のため遊泳禁止となった南三陸町の「サンオーレそではま」は、家族連れなど多くの海水浴客でにぎわいました。

 海水浴客「きのうは雨だったので今日から入れるかなと思ってきました」

 海水浴客「思いのほか人がいっぱいで良いですね。夏っていう感じです」

 また1日遅れで安全祈願祭が行われ、関係者らがシーズン中の無事故と賑わいを願いました。

 「サンオーレそではま」は8月20日までの開設です。

 県内の海水浴場は開設予定の15か所のうちこれまでに気仙沼市や亘理町などの10か所がオープンしています。