2023年の宮城県の小中学校の児童生徒数が、それぞれ過去最少を更新したことが分かりました。

 文部科学省が学校基本調査の速報を公表したことに合わせ、宮城県も状況をとりまとめました。

 宮城県の小学校の児童数は前年より2.3%、2511人減って10万8637人となり、1995年から29年続けて過去最少を更新しました。

 中学校の生徒数も前年より1.9%、1131人減少し5万7116人となりました。こちらは2年連続で過去最少です。

 1クラスごとの人数をみると、小学校は21.9人、中学校は25.0人で、10年前より2人前後減っています。県は少子化が進んだことが要因とみています。