宮城県は25日に4日連続で熱中症警戒アラートが発表されました。熱中症を予防しようと、名取市は新たに郵便局をクーリングシェルターとして開放することになりました。

 名取市では、熱中症警戒アラートが発表された際に冷房が効いた公共施設を誰でも気軽に休憩ができるクーリングシェルターとして開放しています。

 これまで図書館や公民館などが指定されていましたが、今回新たに9つの郵便局を追加しました。郵便局がクーリングシェルターに指定されるのは、東北で初めてです。

 名取市民「本来この時期ではもう夏が終わっていると思うが、異常でもっとこういった施設を利用したいです」

 名取ゆりが丘郵便局國井智大局長「地域の拠点として何か困ったことがあったら、いつでも駆け込んでいただける施設として郵便局を運営したいので、気軽にお立ち寄りいただいて涼んでいただく、熱中症を予防していただく取り組みの1つとして考えている」

 名取市で熱中症で搬送された人は前年は35人でしたが、8月22日時点で既に50人に上っています。