夏休みが終わり授業の再開に合わせ、宮城県利府町で体験型の交通安全教室が開かれました。
菅谷台小学校の児童クラブと宮城スバル、JAFが合同で開いた交通安全教室には、児童クラブの子ども約60人が参加しました。
子どもたちは、横断歩道の渡り方を教わったり、ドライバーの視点を実際に車に乗って体験したりして見通しの悪い道路を渡る危険性を学びました。
車が時速6キロで衝突した時の衝撃を体験できる装置を使って、シートベルトの着用の大切さも学びました。
児童「シートベルトしてないとこうなるんだとか。20キロだともっと大きい振動がくるから、気を付けないといけないなと思いました」「ちゃんと車が来たら止まって、右左右を見て手を挙げて渡りたいです」
JAF宮城支部佐藤陽さん「歩行者側からも渡る際に注意をするとか、見通しの悪い所は確認しながら歩行するということも大事だと思いますので、両方思いやりをもって交通ルールを守って歩行、走行していただければ」
宮城県の歩行者事故の死傷者数は2022年度は514人で、このうち44人が小学生ということです。