全国こけし祭りが9月、宮城県大崎市で開催されます。開催を前にコンクールに出品されるこけしの荷ほどきが行われました。
全国こけし祭りは大崎市鳴子温泉で開催されていて、68回目を迎えます。
祭りでは、即売会のほかパレードやコンクールが行われます。
28日、コンクールの出品作品200点余りの荷ほどきが行われました。
全国のこけし工人が手掛けた力作は箱から丁寧に取り出され、1つ1つテーブルに並べられていきました。
コンクールでは絵付けやオリジナリティなどが審査され、9月1日に文部科学大臣賞など31点の入賞作品が発表されます。
全国こけし祭り実行委員会大沼秀顕委員長「自分たちも他の人の作品を見るのも楽しみだし、それをお客さんたちにも知ってもらって祭りを、こけしをもっと楽しんでもらえばと思う」
祭りにはコンクール出品作品に加え、宮城県や山形県などから11系統の伝統こけしが集められ、9月2日と3日に鳴子小学校の体育館で即売会が行われます。