震災の津波で失われた海岸の緑を再生しようと、宮城県東松島市で植樹活動が行われました。

 住友林業は、東日本大震災の津波で被害を受けた東松島市野蒜地区の景観を再生しようと4年前から植樹活動を行っていて、これまでに3500本以上の苗を植えてきました。

 社員のほか、地元の小学生や住民など約200人が参加し、海岸から100メートル離れた堤防の斜面に、かつて自生していたクロマツなど850本の苗を植えました。

 社員「多種多様な生物がうまく共存して、生きていける堤防になったらいいなと思います」「将来、皆さんに海岸と木を美しい景色として楽しんでいただけるような場所になったらいいなと思います」

 小学生「木がいっぱい増えて津波に負けないようにしたいです」

 住友林業では、植樹活動を継続していくということです。