宮城米ササニシキが誕生して今年で60年を迎えます。仙台市でササニシキをPRするイベントが開かれました。

 仙台・宮城観光PRキャラクターむすび丸とみやぎライシーレディが、みやぎ生協鶴ケ谷店を訪れ、新米のササニシキで作った300個のおにぎりを無料で配りました。

 買い物客「子どももたぶん喜ぶと思うんですけど、まだひとめぼれしか食べていないのでササニシキも食べさせてあげたいなと思います」

 ササニシキはあっさりとした食感が特徴で、1980年代には宮城県で8割以上の作付けがありましたが、冷害に弱いことなどから2022年は1割以下の作付けにとどまっています。

 JA全農みやぎ米穀部佐々木利幸部長計「宮城県で生まれたササニシキを無くすわけにはいかないということで、前年から比べて103%まで増やしています。これからも皆さんに愛されるお米として食べていただければと思う」

 みやぎ生協では8日まで通常より5キロで500円、10キロで1000円安くササニシキを販売しています。