自転車の安全利用を推進しようと、高校生が登校中の生徒にヘルメットの着用などを呼び掛けるキャンペーンが宮城県各地で行われました。
自転車を利用する高校生に交通ルールの順守やヘルメットの着用呼び掛けようと、宮城県26カ所の高校で一斉に行われました。
このうち仙台市太白区の仙台三桜高校では生徒約20人が、宮城県の高校生が考えたスローガンが盛り込まれたチラシや反射材などを登校してきた生徒に配りました。
仙台三桜高校生徒会長日下慎之助さん「三桜高校から死亡交通事故をゼロにする、その思いでやってまいりました。大人が子どもにばかり注意するのではなく、子どもから子どもへという形が大切だと思います」
警察によりますと、宮城県では10月末時点で自転車の交通事故で456人が死傷していて、このうち高校生は87人と全体の約20%を占めています。