2022年の地震などで被害を受けた仙台城跡の石垣のうち、最も被害が大きかった本丸跡北西で修復に向けた石の運び出しが始まりました。

 仙台城跡は、2022年3月の地震などで被害を受け本丸跡北西では16メートルにわたり石垣が崩落しました。

 修復に向けた石の運び出しは5日から始まり、道路上に転げ落ちた石を重機を使って慎重に運び出していきました。

 地震で変形したものも含め約2500個の石を年度末をめどに運び出した後、破損が無いかなどを確認した上で積み直すことにしています。

 仙台市は、他に被害を受けた3カ所の石垣なども含め2024年度末を目標に修復を完了させる予定です。