閉店する予定の宮城県のアンテナショップについて、サンドウィッチマンの伊達みきおさんが存続を求めて「俺、やろうかな」と発言しています。

 池袋にある県のアンテナショップ、宮城ふるさとプラザは2005年にオープンし特産品や工芸品など約2000の県産品を扱っています。

 東日本大震災直後の2011年度には、過去最多の約90万人が訪れるなど情報発信の役割を担ってきました。

 一方、賃料や運営委託に年間1億4000万円ほどの経費がかかっていて、県は店の賃貸借契約が切れる2025年2月以降契約を更新せず閉店することが分かりました。

 今後は百貨店での物産展やオンライン販売などを強化し、特産品をPRしていくということです。

 県のアンテナショップをめぐっては、仙台市出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達みきおさんがラジオで存続を訴え「俺、やろうかな」と発言していて、村井宮城県知事は「大変、ありがたい。やっていただけるならばお金以外の支援は全力でさせてもらう」と述べ、どこまで本気なのか所属事務所に確認するよう職員に指示したということです。