仙台市で行われている囲碁の最高位を争う棋聖戦の第4局は封じ手となり、初日の対局を終えました。

 地元出身の一力遼棋聖が井山裕太王座の挑戦を受ける棋聖戦の七番勝負第4局が、仙台市青葉区の県知事公館で始まりました。

 7大タイトルのうち3つを保持する一力棋聖は、棋聖戦の3連覇が懸っています。

 午後5時半過ぎ、井山王座が次の一手を書いて立会人に渡す封じ手を行い、初日の対局を終えました。

 3年ぶりの棋聖返り咲きを目指す二冠、井山王座との対局は9日も続きます。

 七番勝負のうちこれまで2勝1敗の一力棋聖がこの対局に勝てば、棋聖の防衛へあと1勝となります。