宮城県大崎市の小学校で卒業式が行われ、1人だけの卒業生が学び舎に別れを告げました。
大崎市の下伊場野小学校は全校児童が11人で、この春卒業するのは跡部思織さん1人です。6年間同級生はおらず、他の児童と兄弟のように過ごしてきました。
在校生が見守る中、跡部さんは卒業証書を受け取り、中学校生活への抱負を語りました。
跡部思織さん「小学校に入学した時みたいに、早く新しい友達をつくって協力して部活動や学校行事に取り組みたいです」
跡部さんは4月から、自転車で20分ほどかけて地区外にある中学校に通います。